Julia言語について
初めに
今回ブログを作ったと同時にJuliaという言語に興味があったので, 少しずつ勉強も兼ねてまとめていきたいと思います.(2018年10月にて)
この回ではJuliaという言語で, どういった背景をもとに作られたのか, ブログやドキュメントからまとめていきます.
背景
Juliaという言語は Jeff Bezanson, Stefan Karpinski, Viral Shah, Alan Edelmanなどによって作られた言語です.
プログラミング言語はFortranから始まり, 現在まで数多くのものが作られてきました. 例えば, C言語はその速さとコンパクトさが特徴であり, Rubyは他言語に比べダイナミックです.
このように, 各言語にはそれぞれメリット・デメリットがあり, あるものに秀でている分, それ以外は他言語に劣ることが多いです.
そこで, 全てに秀でている 'Greedy' な言語を作ったのが彼らであり, C, Ruby, Python, Lispなどの影響を受けJuliaが誕生しました.
インストール
インストールするには以下の4つの手段があります(macを用いた場合)(もしかしたら他にも方法はあると思います...) :
オフィシャルホームページ
オフィシャルホームページからダウンロードができます: Julia Downloads
Brew
brew cask install julia
Github
Githubからフォークすることもできます: github.com
しかし, Githubからインストールする場合はパッケージを全てインストールすることに注意してください.
Jupyter
基本的な使い方
インストールがうまくいくと julia
というコマンドが使用できるようになります.
また, pythonと同様にコマンドラインで julia
と打つとREPL (Read Eval Print Loop) が開かれます.
$ julia _ _ _(_)_ | Documentation: https://docs.julialang.org (_) | (_) (_) | _ _ _| |_ __ _ | Type "?" for help, "]?" for Pkg help. | | | | | | |/ _` | | | | |_| | | | (_| | | Version 1.0.1 (2018-09-29) _/ |\__'_|_|_|\__'_| | Official https://julialang.org/ release |__/ | julia>
と表示されれば成功です.
ファイル端末子は .jl
であり, ファイルの実行方法は以下の様です.
$ julia file.jl [arg1 arg2...]
簡単に Hello, World!
を表示してみると,
println("Hello, World!")
となります.
pythonからの人はダブルクォーテーションで括ることに注意が必要そうです(自分がシングルクォーテーションだったので).
感想
触った感じ, pythonなどよりかはmatlabやlispの影響の方が大きいのかな, といった感じでした. 重たいコードを書いていないので速さの判定などはできなかったので今後に期待といったところでしょうか?
参考文献
https://julialang.org/blog/2012/02/why-we-created-julia
Introducing Julia/Getting started - Wikibooks, open books for an open world
Platform specific instructions for installing Julia
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